新着茶葉2023

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新着茶葉2023

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一杯のお茶を飲むよろこび、一杯のお茶を淹れるたのしみ、
そのかけがえの無い一杯のために今年も遥か中国大陸、台湾、各地から
厳選した茶葉をお届けします。

台湾伝統の焙煎が作り出す、甘い余韻

龍眼木炭焙煎烏龍

龍眼木炭焙煎烏龍とは?
Buyer's Memo
おすすめの淹れ方

龍眼木炭焙煎烏龍とは?

茶類:烏龍茶(青茶)

産地は台湾。龍眼の木の木炭を使用した伝統的な焙煎方法で仕上げた、烏龍茶です。

乾燥茶葉は褐色がかった球形で、茶水は透明感のある琥珀色をしています。
龍眼の木の木炭を使った焙煎が生み出す特有の甘く香ばしい香りと、渋味や雑味が抑えられたクリアながらも、烏龍茶が持つ多層的な香りと、穏やかで深みのある味わい。

手間と時間をかけて丁寧に焙煎したからこその余韻を持つお茶です。

【主な産地】台湾

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【龍眼木炭焙煎烏龍】

お湯を注いだ瞬間にふわっと立ち昇る柔らかな焙煎香。

龍眼木炭焙煎とは、台湾や東南アジアで人気のフルーツ、龍眼(りゅうがん)の木の木炭を使って焙煎をします。烘籠(竹製のあぶりかご)と龍眼木炭を使って焙煎を行なうと、一定の温度を保ちながらゆっくりと焙煎をすることで茶葉芯部の水分を抜き取り、茶葉の甘みをひきだし、また龍眼木炭焙煎特有の香りをもつお茶に仕上がります。これは凍頂烏龍茶などを焙煎する際に行われてきた昔ながらの伝統的な焙煎方法なのですが、手間もコストもかかる為、機械式の焙煎機を使うことが主流になった現在においては、生産量は多くありません。
それゆえに最近では、あえて伝統的な焙煎方法で仕上げた烏龍茶の風味を求めるお茶好きもいるほどです

今回、遊茶に初めて入荷した「龍眼木炭焙煎烏龍」は、台湾の南投県大同山で育った青心烏龍(2023年10月中旬に製茶)で作った球形の烏龍茶です。幼いころから父のお茶づくりを見て育った4代目がその伝統を受け継ぎ、作りました。焙煎の程度はお茶によって異なりますが、1回につき10時間程かけてゆっくりと行ない、一週間程休ませたあと、次の焙煎を行ないます。これは3回ほど行なった中焙煎です。

茶葉にあつあつのお湯を注ぐと、柔らかな焙煎香が立ち上ります。滑らかな口当たり、龍眼木炭焙煎特有の果実香、花香、蜜香が優しく現れ、喉の奥から仄かな甘みが戻ってきます。煎を重ねても、この余韻が穏やかに一定の強さで続いていく感じ。柔らかでバランスのとれた温かい琥珀色のお茶水が、ゆっくりと私の体に浸み込んでいきます。なるほど、これが龍眼木炭焙煎の香味なんだ、と納得。生産者の方からは「龍眼木炭焙煎の茶葉は焙煎が終わってから数か月おくと、焙煎香は低減し、茶の甘みはより増して感じられるよ」と聞いています。

効率や便利さが優先されがちな時代において、若い世代が敢えて昔ながらの方法で手間と時間をかけて作るお茶には、美味しいお茶が未来でも飲める喜びを感じます。

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おすすめの淹れ方

【龍眼木炭焙煎烏龍】

龍眼木炭焙煎特有の甘い香味を楽しむために、
烏龍茶の果実香や蜜香を引き出すのに向いている、茶壷淹れをおすすめします。
茶壷をしっかり温めて、あつあつのお湯を注げば、甘く香ばしい香りが立ち込めます。
茶葉を温めて開きやすくする温潤泡(※)を行なうと、美味しく淹れられます。

(※)温潤泡・・・茶葉に最初に注いだお湯をすぐに捨てることで、茶葉表面の焙煎香や雑味を軽く取り除くと同時に、茶葉を温める効果がある。
こうすることで2回目にお湯を注いだ際、短時間で茶葉が開き、熱く香りの高い状態ですっきりした風味の茶水を抽出することができる

手順とポイント

  1. 茶器を温める

  2. 茶葉を入れる

  3. 熱々のお湯を注いで、一旦すぐに捨てる(※温潤泡)

    茶器をしっかり温めて、お湯はあつあつを使ってね。
    さっと温潤をするとクリアな味わいで抽出されます

  4. 再びあつあつのお湯を注ぐ

  5. 茶葉が開いてきたら抽出してください

  6. 4煎~5煎楽しめます

淹れ方の目安 (300cc)

温度
90 - 95℃
約3g
約2分
抽出回数
3 - 5煎
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龍眼木炭焙煎烏龍(りゅうがんもくたんばいせんうーろん)

20g 3,240円

手間をかけたこだわりの焙煎で茶葉の旨みが引き立つ琥珀色の烏龍茶
仄かに香ばしい香りとドライフルーツのようなニュアンスを持つ

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ゆるりとした味わい、春待つお茶

台湾冬茶

台湾冬茶とは?
Buyer's Memo
おすすめの淹れ方

台湾冬茶とは?

茶類:烏龍茶(青茶)

Q:冬茶ってどんなお茶?

冬季に摘んで作られるお茶のこと。多くのお茶にとってクオリティーシーズンと言えば春季ですが、銘柄や産地によっては、烏龍茶の多くは冬の時期にも製茶を行います。台湾では殆どの烏龍茶で冬茶が作られていて、茶園の場所やその年の気候などで前後しますが、毎年10月下旬~11月中旬が冬茶製茶のピークとなっています。

Q:春茶と冬茶は何が違うの?
まずは茶葉を摘んで製茶する時期が異なるわけですが、その結果として全体的な風味の特徴に違いが現れます。春は香りの高さとフレッシュ感、冬は丸みを感じさせる落ちついた風味と言えるでしょうか。“香りの春”“味わいの冬”で、それぞれの持ち味を楽しむことができます。

【産地】台湾

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【台湾冬茶】

お茶のクオリティーシーズンは春が主ですが、お茶によっては秋から冬にかけても作られています。

気温が下がって、日照時間が減り、昼夜の寒暖差が大きくなってくると茶葉の成長は緩やかになっていきます。寒い季節に育った茶葉はペクチンを多く含むため、それがお茶の“甘み”の元に。
もちろん冬茶…と一括りにはできず、銘柄ごと、茶園ごと、その年ごとに、一つ一つ風味は異なりますが、全体的な特徴で言うと春茶に比べ香りは穏やかに、渋みは少なく、まろやかな甘みを感じられるお茶に仕上がります。

台湾のお茶屋さんによると、2023年の冬茶は、全体的に茶葉の摘み取り時期にお天気が不順で、不作気味。品質の良い冬茶の産量はやや少なかったとのことです。
そのような条件のなかで、品質と価格が見合っていたのが「合歓山高山茶」、30代の若手の茶師が作った高山茶を仕入れました。冬茶らしい、穏やかで優しい香味が続くお茶なので、ゆるゆるとしたペースで何煎も淹れて飲んでみるのもおすすめです。

多くの植物が休眠状態に入るこの季節に摘み取られ、作られるお茶を頂けるのは、“茶飲み人”としては欠かせない冬の贅沢。
やさしい口当たりと、煎を重ねて感じられる繊細な余韻は、冷えた身体にそっと染み入る感じ。寒い冬の間、静かに冬茶を飲みながら、春を待つのも乙なものです。

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おすすめの淹れ方

【台湾冬茶】

お気に入りの茶壺でじっくり淹れて、一煎、一煎をゆっくりと味わうと、やさしい香りに包まれながら身体も温まります。

聞香杯を使って香りをきくと、台湾の茶藝館にいる気分に。

手順とポイント

  1. 茶壷を熱湯で温める

    使用したお湯は茶海に注いで茶海も温めて


  2. 茶葉を茶壷に入れる
     

  3. 手早く温潤をする

    茶葉をお湯にさっとくぐらせ、そのお湯で杯を温めると合理的です。


  4. 熱々のお湯を注ぐ

    お湯は熱々を使ってね 香りが立ちます


  5. 茶葉が開いてきたら抽出します(約2分)
     

  6. 1煎目は聞香杯で香りを、2煎目からは味を堪能してください

淹れ方の目安(300ccポット)

温度
90 - 100℃
約3g
約2分
抽出回数
4 - 5回

 

温潤(※)とは …茶葉の表面にさっとお湯を通すことで、次の煎で茶葉が短時間で開き、湯温が高く、香立ちが良いうちに茶水をいただくことができます。

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合歓山高山茶 冬茶(ごうかんさんこうざんちゃふゆちゃ)

20g 2,484円

標高2000m付近の茶園で若手の茶師が作った高山茶
煎を重ねる程に、冬茶らしい穏やかな香味が続きます。寒い季節にフォルモサから届いた冬の贈り物

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鮮烈な香りに酔う、 イヤリングような形のジャスミンティー

耳環花茶

ジャスミン茶とは?
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おすすめの淹れ方

ジャスミン茶とは?

茶類:花茶

ジャスミン茶(茉莉花茶)は、ベースとなる茶葉にジャスミンの花で香りをうつした「花茶」のひとつ。

その昔、輸送システムが発達していない時代に、お茶の産地から遠く、新鮮な緑茶が手に入りづらかった地域でも花の香りを付けることで、美味しくお茶が飲めるようにと加工されたのが成り立ちと言われています。そのため、お茶の産地ではない北京など北部地域で、よく飲まれてきたお茶です。

芳しいジャスミンの香りは、多くの人に愛され、花茶といえば、ほぼ茉莉花茶という程の生産量と人気を誇っています。

ベースに使われるお茶は主に「烘青緑茶」ですが、今では「白茶」や「烏龍茶」にジャスミンの香りをうつして作られる茉莉花茶も登場しています。

【主な産地】福建省、広西チワン族自治区など

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【耳環花茶】

“イヤリング・ジャスミン”という名前のこのお茶。

そのきらりと輝く小さな環状をした茶葉の形から、「女児環(ニューアールファン)」(女の子のブレスレットの意)や「貴妃玉環花茶」との名称も持つ、ジャスミンティーです。

たしかに見ために可愛らしく、心地よいジャスミンの香りを放っていますが、お値段はあまり、いや全然可愛くない…なぜこの耳環花茶は上等なのでしょう?

お茶の品質には幅がありますが、ジャスミン茶の場合、その品質は主に「ベースとなる茶葉」と「ジャスミンの香りの付け方」によって決まってきます。

今回遊茶に入荷した「耳環花茶」は、福建省福鼎が産地。早春に摘んだ若い芽の部分を一つ一つ手作業で丸めて環状に成形し、白茶を作ります。次に、この上質な原料で手間をかけて作った茶葉に、ジャスミンの香りを付けます。

茉莉花茶は、製茶した茶葉に本物のジャスミンの花で香り付けをします。

茶葉に花の香りをつける工程は「窨制(いんせい)」と呼ばれ、まず、べースとなる茶葉に当日の夜に花開くジャスミンの蕾を混ぜて、堆積と攪拌をくり返しながら一晩かけて香りを吸着させた後、翌朝、花だけを取り除く。そしてその日の午後、また今晩開花する新しい蕾を茶葉にまぜて、一晩かけて香りをうつし、翌朝花だけを取り除く、という工程を繰り返します。この工程は一般的に3~7回くり返され、“窨”の回数が多いほどジャスミンの香りは高くなっていきます。

この耳環花茶は10回程度窨制を行った“十窨”のジャスミン茶です。

品質のよい茶葉にはそれに釣り合うように「窨制」も丁寧に何回も行われるため、出来上がった茉莉花茶は、茶葉自体の風味も豊かで、ジャスミンの香りが高いまま持続する、上質なものとなります。

まるでジュエリーのような佇まいの茶葉が放つ、鮮やかなジャスミン香と甘いホワイトティーの香り。

口に含めば、小さく光る大切な宝石を身に付けた時のような、何ともあがる気分にさせてくれるお茶です。

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おすすめの淹れ方

【耳環花茶】

蓋碗を使って淹れると、この茶葉の良さを余すところなく楽しめます。

華やかなジャスミンの香りと甘く滑らかな味わいが感じるられると共に くるりとした愛らしい茶葉を眺めることができます。

最初は軽やかなジャスミンの香味が、時間と共に濃くなっていき、茶葉の甘い香りが重なっていく煎毎の変化も分かりやすい。

淹れ方のコツは「さっと抽出、何煎も淹れる」こと。
耳環花茶の圧倒的な香りと、透明感のある味わいが長く楽しめます。

手順とポイント

  1. 蓋碗に茶葉を入れる
    (※目安は蓋碗100㏄に茶葉3g)
     

     


  2. お湯を注ぐ

    とくに茶器を温める必要はありません
    茶葉にお湯を直接当てないように注ぎます。


  3. 早めに抽出する

    あまり時間をかけずに抽出してね。


  4. まずは立ちのぼるジャスミンの香りを、口に含むとお茶の甘みが感じられます
     

  5. 再びお湯を淹れて、さっと抽出。
    3、4煎とジャスミンの香りが持続します。
     

淹れ方の目安(300ccポット)

温度
85 - 95℃
3g
約1分
抽出回数
3 - 4回
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耳環花茶(みみわはなちゃ)

10g 1,404円

早春に摘んだ若芽で作った白茶が、鮮やかなジャスミンの香りを纏っています
上質な茶葉ひとつひとつを小さな環状に作り上げ、10窨(イン)した高級ジャスミンティー

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圧倒的な人気を誇る“花茶の女王”ジャスミンティー

小龍珠花茶

ジャスミン茶とは?
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おすすめの淹れ方

ジャスミン茶とは?

茶類:花茶

ジャスミン茶(茉莉花茶)は、ベースとなる茶葉にジャスミンの花で香りをうつした「花茶」のひとつ。

その昔、輸送システムが発達していない時代に、お茶の産地から遠く、新鮮な緑茶が手に入りづらかった地域でも花の香りを付けることで、美味しくお茶が飲めるようにと加工されたのが成り立ちと言われています。そのため、お茶の産地ではない北京など北部地域で、よく飲まれてきたお茶です。

芳しいジャスミンの香りは、多くの人に愛され、花茶といえば、ほぼ茉莉花茶という程の生産量と人気を誇っています。

ベースに使われるお茶は主に烘青緑茶ですが、今では白茶や烏龍茶にジャスミンの香りをうつして作られる茉莉花茶も登場しています。

【主な産地】福建省、広西チワン族自治区など

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【小龍珠花茶】

なんとなく心地がよくなるからか“この香り”を飲みたくなるのが、花茶の女王・ジャスミンティー。花茶のなかでは圧倒的な生産量と人気を誇っています。

ただ、中国国内で流通している茉莉花茶の品質には幅があるのも事実。ジャスミンの香りも怪しい安価なものから、ベースとなる茶葉にもジャスミンの花の質にもこだわった高級品まで存在します。では、その違いはどこからくるのでしょうか?

茉莉花茶は、製茶した茶葉に本物のジャスミンの花の香りを吸着させて作ります。

「窨制(インセイ)」と言われる茶葉に花の香りを付ける工程は、まず、ベースとなる茶葉に当日の夜に花開くジャスミンの蕾を混ぜて、一定時間堆積と攪拌をくり返しながら一晩香りを吸着させた後、翌朝しおれた花だけ取り除く。そしてその日の午後また今晩開花する新しい蕾をまぜて、一晩かけて香りをうつし、翌朝花を取り除く、という工程を繰り返します。この工程は一般的に3~7回行われ、“窨”の回数が多いほどジャスミンの香りは高くなっていきます。

ジャスミン茶はこの香りづけだけでなく、実はベースとなる茶葉も重要。品質のよい茶葉にはそれに合わせて「窨制」も行われるので、お茶自体の風味も豊かな上質な茉莉花茶となります。

今年遊茶に入荷した「小龍珠花茶」は、白毫がある比較的若い茶葉を使って白茶を作り、それに5回窨制を行った“五窨”のジャスミン茶です。

まるで小さなパールのような愛らしい形の茶葉が放つ、鮮やかなジャスミンの香りと仄かな甘み。 どうやら気持ちまで穏やかに整えてくれるようです。

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おすすめの淹れ方

【ジャスミン茶】

ジャスミンの香りは、ポットや蓋碗、Chattle®などでさっと淹れても鮮やかに香りたつので、気負わず淹れて楽しめるも嬉しい限りです。
お湯を継ぎ足しながら、何煎も飲めます。

手順とポイント

  1. 茶器に茶葉を入れる

    とくに茶器を温める必要はありません

  2. お湯を注ぐ

  3. 茶葉が開いてきたら抽出してください

    一煎目はあまり時間をかけずに抽出

淹れ方の目安(300ccポット)

温度
85 - 95℃
約3g
約1分
抽出回数
3 - 4回
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小龍珠花茶(しょうりゅうじゅかちゃ)

40g 2,160円 パック入

40g 2,462円 缶入

やわらかな甘みの白茶に、鮮やかなジャスミンの香り
白毫豊かなパールのような茶葉に、時間をかけて丁寧に香りをうつした上質なジャスミンティーです

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時を経て熟成する、雲南省のお茶

プーアール茶

プーアール茶とは?
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おすすめの淹れ方

プーアール茶とは?

茶類:プーアール茶(緑茶/黒茶)

Q:プーアール茶は、どんなお茶?
中国雲南省を産地とするお茶で、雲南大葉種から作られます。
独特の品質特徴を持つお茶で、「生茶」と「熟茶」の2つのタイプに分けられます。

形状は、かつての南北交易の主要交易品として“茶馬古道”と言われる長い道のりを経て、遠く消費地まで運ぶに当たり、単位当たりの重量計算がしやすく、持ち運びに便利な形状だったことから、現在も円盤状に緊圧された「餅茶」やブロック状の「磚茶」が主体です。なかには固めていないばらばらした「散茶」タイプもあります。

Q:「生茶」と「熟茶」って、なに?
プーアール茶は、製茶方法で「生茶(生プーアール)」と「熟茶(熟プーアール)」の2つに分けられます。

「生茶」は摘んできた鮮葉を晒し、殺青(加熱)、揉捻したあと、天日干しして毛茶(荒茶)にする、という製法をとる、基本的には緑茶です。製茶後すぐは渋みやフレッシュ感が強いため、一定期間をかけてゆっくり熟成させ、味わいがまろやかになるのを待って飲むのが一般的です。

「熟茶」は生茶の毛茶(荒茶)に「渥堆(あくたい)」という、人工的に微生物を関与させる発酵の工程を付加して作られるお茶で、黒茶に分類されます。赤みがかった黒に近い茶水と、陳香と言われる土や木質系の香りを有しています。日本で一般的に知られているプーアール茶はこちらの熟茶タイプです。

それぞれに風味の特徴は異なりますが、どちらも時間と共に熟成が進むことで、味わいが深くなるプーアール茶の顕著な特徴を持ち合わせています。

【産地】雲南省

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【プーアール茶】

色々な種類がある中国茶、どこからどう選べばいいのか、途方にくれることが間々あります。そのなかでも正直一番混乱するのが「プーアール茶」かもしれません。どれも違う味がすることに戸惑うし、その値段の幅にも驚きます。さて、どうやって選びましょうか。

“生活必需品”である一方、“飲める骨董品”とも称されるプーアール茶。

その昔、山岳や草原地帯に暮らす少数民族にとって、遠く“普洱(プーアール)から交易品としてやって来たお茶”は、「3日食料はなくとも、茶は1日も欠かせない」というくらい、貴重な栄養源でした。流通が不便であった当時、雲南省で作られたお茶は一旦“普洱市”に集められ、そこから馬やラバに積んで、雨風に晒されながら、数か月かけて消費地に運ばれて行きました。その間、茶葉は湿気や気温、微生物の作用などで変化を起こし、飲む人の手にわたった時には、自然な形で“熟成”されていたことでしょう。

この時間と共に熟成するというプーアール茶の特徴は、近年になって「越陳越醇」=古くなるほど美味しい、という価値を生み出し、プーアール茶は日用必需品というだけでなく、“時間が経ったお茶の風味を嗜む”嗜好品としても求められるようになりました。
さらに、古ければ値段も高く付くという、いつの間にか生み出された価値観のお陰で、年代物のプーアール茶はオークションに出品されて何千万円で落札されるなど、「プーアール茶バブル」なる現象まで起きたのです。

もちろん今日でも、中国から見た辺境の少数民族にとっては欠かせない日用品であり、一方、香港で飲茶に行けばポットで“ポーレイ(普洱)”が出てくるように、各地において日常で愛飲されていますし、一部の愛好家たちは、思いあって手に入れた自慢のプーアール茶をお気に入りの茶壷で淹れて振る舞って楽しんでいます。

さて、私はどうやって選びましょうか。思い至ったのは「自分基準」で選んでみること。一つは「私がこのお茶を買う目的」日常使いか、ちょっと贅沢して淹れたいか、誰かを想っての贈り物なのか。もう一つは「このお茶が自分の好みか」心地よい香りなのか、飲みたいと思うか。で、そんなことを考えながら、心のなかでひとりオークションをしてみたりして。
結果、そのお茶が自分好みで、見合ったお値段だった時は、まるで運命の人に出会ったような喜び!落札です。

ほんの小さな固まりに、時間と様々な味わいや物語が凝縮されているプーアール茶。しかもそれが時と共に深まるなんて。酸いも甘いも、喜びも悲しみも語りながら、一生かけて飲みたいお茶です。

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おすすめの淹れ方

【プーアール茶】

プーアール茶は“紫砂茶壷淹れ”と相性のいいお茶です。
紫砂茶壷で淹れると、かどと雑味のとれた、丸みある味わいになります。
プーアール茶には専用の紫砂茶壷を作ることをおすすめします。
専用茶壷で淹れ続けると、”養壷(ヤンフー)”が進み、お茶水も一層美味しくなります。

手順とポイント

  1. 茶器を温める

  2. 茶葉を入れる

  3. 熱々のお湯を注いで、一旦、すぐに捨てます

    茶器をしっかり温めて、お湯は熱々を使ってね
    1、2回「温潤」をするとクリアな味わいが楽しめます

  4. 再び熱々のお湯を注ぐ

  5. 茶葉が開いてきたら抽出してください

  6. お湯を継ぎ足して何煎も楽しめます

淹れ方の目安 (300cc)

温度
95 - 100℃
約3g
約3分
抽出回数
3-5回
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易武生プーアール散茶2020

40g 1,728円

生プーアールの散茶タイプ 柑橘系のフルーティーな香りに
切れの良い渋みと甘みのある滋味は、今飲んでも、寝かせて飲んでも美味しい予感

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明確な花香と蜜の香り、台湾生まれの‘美しい白茶’

蜜香白茶

蜜香白茶とは?
Buyer's Memo
おすすめの淹れ方

蜜香白茶とは?

茶類:白茶

簡単に言うと、蜜香には欠かせない「ウンカ(チャノミドリヒメヨコバイ)」が咬んだ茶葉を使って作った白茶です。

ウンカが咬んだ茶葉を使って製茶をすると、蜜や花に例えられる特有の風味、いわゆる“蜜香”が現れます。

このウンカの関与を最大限に生かして生まれたお茶が、台湾が誇る東方美人(茶類:烏龍茶)ですが、その東方美人を作る茶葉を原料にして、烏龍茶製法ではなく、白茶製法で作られたお茶です。

しっかりとウンカが咬んだ上質な蜜香白茶は、一芯二葉で摘んだ時の姿のまま、乾燥茶葉は東方美人に似て美しく、褐色、白、紅、黄色、緑と色も豊か。

きらりと光る黄金色の茶水に、東方美人にも共通する花のような、蜜のような、果実のような“蜜香”が感じられます。蜜香や白茶類の特徴である‘’後熟‘’がどのように現れてくるのか、3ヵ月後、1年後と経年変化も楽しみなお茶です。

【主な産地】台湾 新竹県、桃園市、など

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【蜜香白茶】

フォルモサティーとも呼ばれる台湾が誇るお茶・東方美人の原料茶葉を使って、白茶を作りました。
ひとつ、このお茶が興味深いのは、東方美人の茶農さんがその技術と最上の原料をもって作った白茶だということ。普段は製茶の工程が複雑な「東方美人(烏龍茶類)」を作る茶農さんが、<萎凋→乾燥>という最もシンプルな製法である「白茶」の作りをべーズに、少しだけ揉捻を加えて作ったお茶だという、ことです。
もちろん使った茶葉はしっかりとウンカが噛んだ、つまり‘蜜香’が存分に現れる可能性を秘めた一番摘みの白鷺品種。手摘みをした茶葉を2日間萎凋します。

さて、その出来上がりは、いかに。

乾燥茶葉からも匂い立つ甘い香りに、蜂蜜のような黄金色をしたクリアなお茶水、はっきりとした輪郭のある花香、果実香、蜜香。渋味のない甘くてなめらかな滋味は、まるで水蜜桃のよう。

東方美人の名手が作ったこの蜜香白茶は、シンプルで奥深い白茶の味わいと華やかな東方美人の風情を纏った、上質で美しいお茶に仕上がりました。

それにしても、文字をみただけで美味しそうで、つい惹かれてしまう「蜜香」と、抗酸化作用などの機能が注目される人気の「白茶」。このところお茶の世界でトレンドの2つをそのまま組み合わせたようなお茶ですが、このお茶を作った茶農さんに「東方美人の名手がどうしてわざわざ蜜香白茶を作るの?流行っているから?」と尋ねたところ、「いつもと違うお茶を味わってみたいからさ」と、さらりとひとこと。

お茶を飲む楽しさと、しっかりとした技術に裏打ちされた遊び心から生まれたお茶は、なんだか、余裕があって格好いい。そんな遊びごころと、お茶の新な可能性を秘めた、新しい味わいのお茶です。

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おすすめの淹れ方

【蜜香白茶】

茶葉の香りの変化を楽しみたいときは、蓋碗を使って、  1煎目、2煎目、3煎目・・・と淹れて、飲んでみてください。

煎ごとの香りの変化を感じながら、楽しめます。

手順とポイント

  1. 茶器を温める

  2. 茶葉を入れる

  3. お湯を注ぐ

    湯温は沸かしたものをちょっと下げて90℃くらいに。茶葉に直接お湯を当てないでね!

  4. 1煎目は茶葉が開いてきたら早めに抽出。
    2煎目、3煎目、は抽出時間を延ばながら、茶葉がもつ香りと味わいを引き出します

淹れ方の目安(300ccポット)

温度
約90℃
約3g
約2分
抽出回数
3 - 4回
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蜜香白茶(みっこうはくちゃ)

10g 2,808円 完売御礼

黄金色に輝く茶水に、明確な花香、マスカットや白桃のような果実香、蜜の香り
極上の東方美人にも似た、曇りのない透明感のある水蜜桃のような味わい

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