This Tea
このお茶の故郷である凍頂山付近は台湾で最も早期に茶園が開拓された場所のひとつで、1800年代半ば、福建省武夷山から持ち帰った茶樹36株のうちの12株がここに移植されたと言われています。このお茶の名称である「凍頂烏龍茶」の"凍頂"とは、そもそもは産地に由来した名称。しかし近年は、茶樹と共に伝来した当時に近い、伝統的な製法をで仕上げられたお茶の名称として使用されることが主流になりつつあり、ある意味、この茶名のブランド力の強さを物語っていると言えそうで
Buyer's Memo
この「凍頂烏龍茶」の名称は産地由来のもので、製法は仕上げの焙煎を控えめにした"清香"タイプです。かといって青々しい仕上げではなく、骨太な滋味に優しい花香と爽やかな口当たりという、高山茶ではないゆえの持ち味をしっかりと実現しています。上記"This Tea"の記載にあるよう、産地ではなく伝統的製法を以ってこの名称を名乗るお茶が多くなりつつある中、この"清香"タイプの「凍頂烏龍茶」はかなり珍しい存在かもしれません。
Data
6大茶類: 烏龍茶(青茶)
産 地: (台湾)南投県鹿谷郷
茶 樹 : 青心烏龍
製茶時期: 2021年10月中旬
内容量: 50g