This Tea
阿里山、梨山と並ぶ台湾の3大高山茶産地のひとつ"杉林渓高山茶区"は、台湾茶業の起点のひとつである凍頂山の南に位置するエリア。その最も奥まった海抜1,800mの高地が、このお茶の産地「龍鳳峡」です。原生林を切り開いて開拓されたこの地は、昼夜の寒暖差が大きく、1年じゅう雲霧に覆われている典型的な高山気候で、品質に優れた茶葉を育てるのに必要となる条件の全てが揃っています。
Buyer's Memo
香味の繊細さは高山茶の品質的特徴のひとつですが、このお茶はそれに加えて芯の強さをやんわりと感じさせてくれます。茶園のある位置が海抜1,800m付近と、2,000mをギリギリ越さないゆえの、気候的な安定が育む香味でしょうか。各地の高山茶がそれぞれの個性を競う中、華やかな中にもこの芯を感じると、これはきっと「龍鳳峡」の高山茶だと確信します。
Data
6大茶類 烏龍茶(青茶)
産 地 (台湾)南投県竹山鎮杉林渓龍鳳峡
茶 樹 青心烏龍
製茶時期 2021年10月下旬
内容量 25g