中国で、今一番勢いのある茶類といえば「白茶」でしょうか。思い切りざっくり表現すると、摘み取った茶葉をひたすら放置した後に乾燥して仕上げる、極めてシンプルな製法のお茶です。

もとよりお茶は、人の健康面への機能性の高さに定評がありますが、中でも「白茶」にはより優れた抗酸化作用があるとされ、中国国内での人気＆需要が急上昇しています。

遊茶でも、ここ最近、「白茶」を求めてのご来店が増えていて、機能性への注目もさることながら、簡素な製法ゆえの、茶葉本来の自然な香味が日本の皆さんの嗜好に合っている様子。

そんな大人気の「白茶」、色々試してみたいとのお声にお応えすべく、4種3gずつのアソートセットを作りました。

■ホワイトティーアソートセット/4種各3g
◎白毫銀針
◎白牡丹
◎白牡丹小餅茶
◎茉莉茶芯

茶樹品種や茶葉のどの部分を使用したかなどの要素により異なる個性をじっくりとお楽しみください。

※茉莉茶芯は白茶がベースのジャスミンティーです。

茶葉を圧縮して円盤型に成形した「餅茶」。プーアール茶の場合、歴史的経緯より1枚約350gが基本量となっています。この量もさることながら価格もそれなりとあって、なかなか手を出しにくい存在になっています。

だからこそ、一度は飲んでみたい！という、多くの方のお気持ちにお応えすべく、セレクトしたプーアール餅茶4種を崩し、3ｇずつの小分けにしてセットにしました。

今回のアソートセットでは、25年の月日を経たヴィンテージな生餅茶と熟餅茶の香味もご体験いただけます。

■プーアール餅茶アソートセット/4種各3g
◎雲南七五三二生餅茶2000
◎布朗喬木生餅茶2013
◎黄印七四五二熟餅茶2000
◎雲南七子餅茶2023

「生」というのは言うなれば粗作りの緑茶で、「熟」とは微生物による本来的な発酵工程を持つ黒茶。プーアール茶という同名のもと、この製法の違いに加え、産地の違い、製茶からの時間経過の長短などによって生まれる千差万別な個性をお楽しみください。

ひとつひとつ丁寧な手作業で作られる工芸茶。グラスの中の小さなサプライズは、見て楽しいだけではなく、茶葉や花の健康機能もうれしい、体に優しいお茶たちです。

5種の工芸茶は

◎馨花相印　茶葉、カーネーション花
◎茉莉仙女　茶葉、茉莉花、金盞花
◎心心相印　茶葉、千日紅、茉莉花、百合
◎百合花籃　茶葉、百合花、茉莉花
◎錦上添花　茶葉、千日紅、金盞花、茉莉花

【おいしい淹れ方】
透明なポットやグラスを用意。
花が十分に開くよう大きめで、縦長のものがおすすめです。
1.沸騰したお湯を１分程冷まします（90℃）。
2.茶葉にお湯を注いで2～3分後、花が開いたら飲みごろです。
3.茶水を1/3程残して湯を注ぎ足します。
4.4～5回、お湯を継ぎ足すことができます。